会社のお金の実態がよくわかる! 税理士さんは教えてくれない
「会社のお金の流れを理解するセミナー」好評につき12月開催決定しました!!
こんにちは! 長岡京市商工会 事務局長の篠永です。
会員である各社の社長さん、そして事業主の皆さんとお話していて、いつもご相談を受けることがあります。
それが「会社のお金」についてです。
会社のお金といっても、その相談内容はさまざま。
市内にある製造業の社長さんは、仕事はあるけど数はまとまらないし儲けが薄くってキツイ・・・
同じく、市内にある学習塾の経営者さんは、月謝の未納・滞納がこんなに多いとは思わなくって、講師への賃金といった資金繰りに困る・・・
ちょっと変わった所では市内のクリニックの院長先生が、自由診療で報酬をアップしたいけど、スタッフは医業という感覚が強く意識の溝があって噛み合わないんだよ・・・といったご相談をしてくださったりします。
もちろん、それぞれの案件について、個別にお答えをさせて頂くのですが、そのお話を聞いていて思うのは、これらの課題は見た目こそ違えども、最終的にはまったく同じ、ひとつの原因から生じている、ということなのです。
そのたったひとつの原因とはなにか。
一度、時間をとって考えていただきたいところですが、答えがわかっていることに対して、時間をとらせてしまうのも申し訳ない。
そこで、回答ですが、
製造業の社長さんの薄利で儲けが残らない
学習塾の経営者さんの資金繰りが経営を圧迫
クリニックの院長先生のスタッフとの意識のズレ
に共通する原因。
それは会社のお金の流れが見えていないことです。
これはどういうことかというと、たとえば、借入金の返済を早めるために、返済の原資となる利益の額を増やしたいとします。
仮に、利益の額を2倍にしたいとする。
そのときに、税理士さんや会計士さんに相談すると、こんな答えが返ってきたりします。
税理士さん:「社長、これは借入金返済のためには利益を倍にしたいですね。」
社長:「そうなんだよ。でも、そんな方法ってあるのかな???」
税理士さん:「いや、社長、そんなの簡単ですよ!」
社長:「えっ? そうなの? どうやるの?」
税理士さん:「簡単ですよ。売上を2倍にすればいいんですよ^^」
社長:「・・・。」
これは極端な例かもしれませんが、実際にこのような会話に近い会話をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私のところにご相談に来てくださる方には、そのようなご経験を話してくださる方がいらっしゃいます。
そして、その方はそのときにこう思ったそうです。
「・・・。ふざけんな!!!!」
「こっちは、朝から晩まで働いて、頭を絞って今の売上をキープしてるんだ!
それを簡単に『2倍にすればいいんですよ』だと・・・。」
このお話を聞いたとき、その通りだよなと思ったのです。
しかし一方で、これはこの税理士さんもどうかと思いますが、社長さんも今の会社のお金の流れを見る方法をご存じないのだなと思いました。
なぜならば、利益を2倍にするために必要な売上はほんのわずかのアップで十分だからです。
そんなことができるのか???と思われる方もいらっしゃいますが、これは本当です。
そこで今回、社長が会社のお金の流れを把握し、利益を出すための明確な方向性を手にしていただくためのセミナーを開催することに決めまして、実際に開催したところ、下記のようなコメントを頂いています。
・「会社の実体がよく分かりました。表にして理解して、将来の経営方針を見直したい。今後もセミナーをどんどんしてほしい。」菓子製造販売経営者
・「短時間で内容が多く、充実していた。」スポーツ施設経営者
・「今迄、税理士さんより、この事についてはアドバイスがあったが、改めてもっと知る事が必要と思った。」飲食店経営者
・「お金のことを知っていない不安があったが、事業継続のためには粗利が大切であり、売るためにアプローチする所がなんとなくわかった。」飲食店経営者
・「決算書だけ見てもあまりパッとしなかった事が、図にすることでよく理解できた。」菓子製造販売経営者
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、私の実の父親は、私が幼いころ、印刷業を営んでいました。
父は私が9歳のときに亡くなりましたが、今、考えると、当時の父は会社の経営上に大きな悩みや不安を抱えていたのではないかと思うのです。
そして、その悩みの大部分は資金繰りであったのではないかとも思います。
実際に私が長岡京市商工会に入ってから今まで、16年間の間に多くの相談をしていただいてきましたが、その4割が資金繰りに関してのものでした。
その多くの会社さんは顧問税理士さんを持っていました。
一方で、私から見ると、資金繰りの問題のほとんどは、会社のお金の流れを把握できていないことから生じます。
つまり、会社のお金の流れが把握できさえすれば、資金繰りの課題について、その解決のための方向性が定まり、その結果、それらの課題は解決していく。
私はぜひ、当時の私の父親のように、資金繰りに頭を悩ませている経営者のみなさんに、自社のお金の流れを把握していただきたい。
そして、資金繰りに関する悩みを払拭していただきたいと思うのです。
そこで、社長が会社のお金の流れを把握し、利益を出すための明確な方向性を手にしていただくためのセミナーを開催することに決めました。
参加者の皆さんから好評を頂いているセミナーです。
もしも、自社のお金の流れを把握して、資金繰りに関する悩みを払拭したいとお考えであれば、ぜひ、ご参加ください。
また、当日お越しの方には、事業の販路拡大に役立つ書籍『事業再生のススメ』をテキストのひとつとして進呈しています。
資金繰りの課題を解決する方向性を見つけるとともに、事業の販路拡大のヒントも、手に入れていただきたい。
日程が合うようでしたら、ぜひ、ご参加ください。
それでは当日、会場でお待ちしております。
長岡京市商工会
事務局長
篠永卓士
参加条件:経営者もしくはそれに準じる方(定員数から士業等の方より経営者を優先)
定 員:5名
主な対象:社員30名以下の会社社長や後継者、幹部社員(候補も含む)
開催日時:平成30年12月18日(火) 18時~20時の2時間
開催会場:長岡京市立産業文化会館2階 長岡京インキュベーションスペース”
あいことば”長岡京市開田3丁目10-16 TEL075-951-8029
講 師:長岡京市商工会 事務局長 篠永卓士
2002年長岡京市商工会に入所。経営支援員を経て2014年より事務局長。
講座内容:会社のお金の実態がよくわかる! 税理士さんは教えてくれない
「会社のお金の流れを理解するセミナー」
参加費用:2,000円/書籍等資料代として ※当日領収書と交換に拝受致します
応募方法:お電話かメールからどうぞ
商工会電話/075‐951‐8029 メール/t-shinonaga@kyoto-fsci.or.jp